ホワイトニングとは 歯を漂白することです。
ホワイトニングは審美歯科の1ジャンルですが 削ったり詰めたりはしないので 独自にページを作りました。
ポリリンプラチナホワイトニング(オフィス)を始めました。
専用ホームページを立ち上げましたので ポリリンプラチナホワイトニングに関してはそちらをご覧ください。
ホワイトニングでは実際にどのようなことをするんですか?
大まかにわけて3種類あります
1.ウォーキングブリーチ (ホワイトニング)
歯の中に薬剤を入れ じわじわ白くする方法なので神経のない歯が対象になります。
変色してから年数の経っていない歯ではかなり効果があります。
3・4回の通院が必要です。
2.オフィスホワイトニング
通常の歯科治療と同じく、診療所でホワイトニングを行ないます。
短時間でホワイトニングの効果が出ますので 白くなるまで待てない方(結婚式等のイベントまで日数のない方など)にお勧めです。
濃度の高い薬剤を使用するため、ホームホワイトニングより透明感が少し落ちます。
1時間程度で治療が完了します。
ホワイトニングの手順はこちら↓の記事をご覧ください。
「ホワイトニングの手順を確認しました」
3.ホームホワイトニング
患者様の歯並びにあったトレーを作り ご自分で薬剤を注入し装着していただくタイプです。
1日あたり2・3時間 3週間程度かけてじっくりホワイトニングします。
都合の良い時間に自宅で行なえます。
透明感のある自然な色調で違和感のない白さを得られますので より自然な白さを求める方にお勧めです。
ホワイトニングでどれくらい白くなりますか?
ホワイトニング専用の色見本で最低2段階程度は白くなります。全く変化がないことはありません。
それ以上となると個人差や個々の歯の違いがありどこまで白くなるかは 正直やってみなければわかりません。色見本の白さを通り越してしまう方もたまにいらっしゃいます。
神経を取った歯に行うウォーキングブリーチ(ホワイトニング)ですと 変色して間もない歯はかなり効果があります。
テトラサイクリン系の抗生剤の服用で変色した歯は 反応が鈍く 効果がでにくようです。
テトラサイクリンで変色した歯
ホワイトニングで歯は弱くなりませんか?
ホワイトニング剤が効き始めた頃に歯がしみることがありますが、歯に亀裂があったりやホワイトニングを始める前にすでにエナメル質が薄くなっている所がある等の原因の場合が多く、薬品により歯が弱くなるわけではありません。
ホワイトニングには過酸化水素や過酸化尿素が用いられますが 過酸化尿素は最終的に過酸化水素となり漂白効果を発揮しますのでどちらの薬剤を用いるにしても有効成分は過酸化水素と考えてよいでしょう。
過酸化水素は、オキシフルなどの名称で消毒剤として使用されていて 高濃度でなければ体内に入っても害ありません。アメリカでは米国食品医薬品局で安全が保障されているようです。
ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?
目安として半年?1年です。
お手入れ次第で期間がかわります。ホワイトニング剤配合の歯磨きを使用して頂くと着色のスピードは遅くなります。
逆にコーヒーやタバコ・カレー・赤ワイン・お茶などを頻繁に摂取される方は着色が早くなります。
もし再び着色してきた時は 追加のホワイトニングで白さが復活します。
ホームホワイトニングでは 最初に作ったトレーが使えれば 追加の薬剤だけですみます。
ただし歯は常に移動しているので トレーが窮屈でしたら新しいトレーを作る必要があります。
ホワイトニングで気をつけないといけないことはありますか?
1 歯周病がある方は まず歯周病の治療が必要です
2 歯にひびや虫歯がある方は冷水痛が強くでる可能性があります。
3 ホワイトニング中はフッ素入りの歯磨剤を使用しない方がホワイトニングの効果がでやすいようです。
4 色の濃い食品や嗜好品などはホワイトニングの効果が短くなります。
5 歯に詰め物(CR)や被せ物(クラウン)があり色をそろえたい場合 詰めなおしやかぶせ直しはホワイトニングの後になります。