口呼吸について

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口呼吸とは何ですか?

 
 
動物は本来 鼻で息をしています。
しかし人類は2足歩行になり喉の構造が変化し、飲食物と呼吸が同じところを通るようになったため 口でも呼吸することができるようになりました。
そのおかげで 声によるコミュニケーションが取れるようになり さまざまな情報伝達が可能になりました。
 
しかし 良いことばかりではありませんでした。
本来呼吸器でない口で呼吸することでさまざまな悪影響が出てくるようになりました。

口唇力の低下が 口呼吸の原因の場合には 下記のようなことが起こります

  • 上の前歯は押さえがきかず前に押し出されます。
  • 舌根が沈下し イビキをかきやすく睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
  • 口の中が乾燥することで免疫が十分働かず 歯周病や虫歯が増加します。
  • 鼻での浄化を受けなかった外気が のどに直接あたり感染をおこしたり 免疫機能を狂わせる。
     (詳しく知りたい方は「ワルダイエルリンパ輪」を調べてみてください)
  • 食べ物で窒息死したり、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が出てきました。

 
 

口呼吸の悪影響

口呼吸はいろいろな問題を引き起こします

  • 歯肉炎を起こす
  • 歯列不整をおこす
  • 虫歯になりやすい
  • 風邪を引きやすい
  • 高血圧

  

こんな時はもしかしたら・・・

次のような方は注意しましょう(´д`)/

1.朝目が覚めたとき 喉がヒリヒリするくらい渇いている

2.いつも唇が乾いている

3.いびきをかく人
  睡眠時無呼吸症候群の可能性があります

4.指しゃぶりをする
  上の歯が前突しやすく 唇が閉じにくくなります

5.歯に茶渋がつきやすい
  歯面の乾燥が考えられます

6.口臭がある
  乾燥による細菌の繁殖・歯周病などが考えられます

7.意識しないと口を閉じれない

8.血圧が高い
  朝血圧が高い方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります

9.横を向いて寝る
  呼吸が苦しいと横を向いて口をあけて寝ることがあります

10.鼻がつまりやすい
  鼻のかわりに口で呼吸します

11.前歯がでている人
  唇の力が弱く 閉じにくい状態です

12.歯周病がひどい・虫歯ができやすい
  口呼吸による乾燥などで 細菌が繁殖しやすい状態
 
 

口呼吸をやめるには・・・

  • 先天的に鼻の奥の気道が狭い人やアデノイド肥大などの耳鼻科領域の疾患のある方は、耳鼻咽喉科に診てもらいましょう。
  • 意識して口を閉じるようにしましょう
  • 積極的に唇の力をつけましょう
  •   パタカラなどの訓練器具を利用しましょう

口唇力UP 美容 パタカラ

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